業界歴20年のベテランエンジニアに聞く

『IT業界で生き残る術！』

2020.10.2開催レポート（鳥飼）

　チームゼット社長の齊田と毎回異なるゲストを招いて対談するシリーズ『エンジニアに聞いてみよう会』。第1回目はのテーマは「業界歴20年のベテランエンジニアに聞く、IT業界で生き残る術！」。初回のゲストにベテランエンジニアの高木氏を迎えて、事前に募集した質問（以下3問）について対談しました！初回の内容をチームゼット鳥飼がレポートします。

①プログラマーとして生活上、気を付けた方が良い事は？

睡眠は大切　徹夜はしない

変な時間に食事をしない

適度な運動

　仕事がたまって忙しくなると、食事を抜いたり、睡眠時間を削ったりして仕事をすすめようと頑張ってしまうことが若いうちはよくあった。ただ、そうしたやり方は結局は長続きせず仕事の効率が下がってしまう。しっかりと睡眠をとり、食事の時間にバランスのよい食事をすることが仕事のパフォーマンスを上げることになるとのこと。また、お二人とも定期的な運動をしていることがわかりました。

　高木氏の趣味のサッカー、フットサルに加えて最近はマラソンを始めたとか。朝、5時に起きてランニングしてから仕事へ向かっているそうです。

　齊田の趣味は格闘技。ブラジリアン柔術を週3回程行っており、過去には大会に出場したこともあるそうです。以前からジョギングが趣味で30分程度自宅周辺を走っているとのことです。

　運動は体調を整えるストレスを発散することができるだけでなく、メンタルも鍛えることができる。だから定期的な運動を続けているのだそうです。素晴らしいですね。私も見習って運動しよう。明日から…。

②ベテランエンジニアさんの主観で、実践的に勉強ができるおすすめの参考書やホームページ等あれば教えて頂きたいです。

　高木氏からのアドバイスとして、新人エンジニアが気をつけるべきは「綺麗で読みやすいコードを書くように心がけること」とありました。勉強には実務的な技術の勉強と、基礎的な部分を固める勉強とがあり、前者としておすすめなのが『リーダブルコード』プログラミングの綺麗な書き方を学べる教材です。

　齊田からは2つの教材を提案。1つ目は弊社内でも教育、研修等で活用しているオンライン教材『Udemy』。様々なコースがあり動画で学び実践できます。セールで安い時があるのでおすすめです。

「Udemy(ユーデミー)公式サイト」

　もう一つは『Ouiita』。プログラマー向けの情報技術共有サービスで、困ったときに役立つ情報や、知りたい情報、専門知識を得ることができます。

　齊田から新しい言語に取り組む時のアドバイスは、関連する本を4,5冊読むことで理解が深まる。トレンドが入ってる雑誌『日経ソフトウェア』を読んで情報を自身に蓄えておくほか、プログラミングに関わらず、モチベーションを高めるためにいろんな分野の本を読むことも大切とのことでした。

③お客様先常駐は特に人間関係が大変だと聞きますが、うまく切り抜けている人の特徴はありますか？またその理由を教えて頂きたいです。

挨拶をする

時間を守る

ホウ・レン・ソウ（報告・連絡・相談）

自分の路線を決める

　プロジェクトはみんなで協力して作り上げるもの。挨拶や、時間を守る、報告・連絡・相談をするなどの基本的なことができていれば、人間関係（チーム開発など）で特段気をつけることはあまりない、普通の人なら大丈夫。

　時間に厳格なことは非常に重要。遅刻とスケジュール超過は信頼を失うことになるためＮＧ。これはお二人とも共通の意見でした。

　しゃべることが苦手であれば、無理にしゃべらなくて大丈夫。技術で来な部分でチームを支える立場でやっていけばよいし、話すことが得意なら、みんなとコミュニケーションを取り上手くやっていく立場になればよい。つまり自分得意分野を知り路線を定めてやっていけばよいとのお話でした。IT業界に限らず、どの業界にも共通するのではないかと改めて感じました。

最後に一言

齊田：ITは面白い！

高木氏 ：システム開発をしに行くのではなく、ソリューションを楽しみに行く。

お二人とも仕事を楽しんでいる様子が言葉から伝わってきました。IT業界は楽しく面白い！だから続けているのだと思います。

エンジニアに聞いてみよう会開催後のアンケートでは、「参加して良かった」との声を頂きました。

理由は、「実際の生の声を聴くことができた」「業界の話を聴く機会が無いため」などでした。業界に入らなければ聞くことができない貴重な内容となったのではないかと思います。

　ご参加いただきました皆様ありがとうございました！今後もエンジニアを目指すみなさんにとって有益な機会となりますよう、聞いてみよう会を開催していきます！次回もお楽しみに！