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技術ブログ2026-04-06

手書き発注書をAIで自動読み取り
→基幹登録してみた

製造業で毎日発生する「FAXで届いた発注書を基幹システムに手入力する」作業。 1件18分かかっていたこの作業を、AIエージェントで1分に短縮しました。 手書き文字の読み取りから品番照合、金額計算、登録まで全自動です。

こんな作業、ありませんか?

「FAXで発注書が届いた。品番を1件ずつ基幹システムで検索して、単価を調べて、Excelに入力して…」

製造業の購買・受注部門では、こうした手作業が1日に何十回も繰り返されています。

  • ・ 手書きの発注書は読みにくく、誤読による入力ミスが発生
  • ・ 品番を1件ずつ基幹システムで検索するのに時間がかかる
  • ・ 電卓で金額計算→ダブルチェックの二重作業
  • ・ 繁忙期は発注書が溜まって残業の原因

Before:手作業の流れ

3分
FAXで届いた発注書を確認
5分
品番を基幹システムで1件ずつ検索
3分
単価を調べて電卓で金額計算
5分
基幹システムに手入力
2分
入力内容をダブルチェック
合計: 約18分/件 × 1日20件 = 6時間

After:AIエージェント

10秒
発注書をスキャン or 写真撮影
15秒
AIが読み取り&品番照合&金額計算
30秒
確認して登録ボタンを押す
合計: 約1分/件 × 1日20件 = 20分

AIエージェントの仕組み

Google Gemini の Vision AI を使い、発注書の画像から情報を抽出。 品番を基幹システムの商品マスタと自動照合し、単価引当・金額計算・在庫チェックまで一括処理します。

システム構成

📄
発注書
FAX・手書き・PDF
🤖
AI-OCR
Gemini Vision で読み取り
🔍
基幹照合
品番→単価引当&在庫チェック
自動登録
データ登録&レポート出力

ポイント1: 手書き文字も正確に読み取り

最新のマルチモーダルAI(Gemini)は、手書き文字の認識精度が非常に高くなっています。 「4」と「9」、「1」と「7」のような紛らわしい文字も、文脈を理解して正しく判定。 品番・数量・納期すべてを構造化データに変換します。

ポイント2: 商品マスタとの自動照合

読み取った品番を基幹システムの商品マスタと自動照合。 単価が記載されていない発注書でも、マスタから単価を引き当てて金額を自動計算します。 マスタに未登録の品番があれば即座にアラートで通知。

ポイント3: 在庫チェックもリアルタイム

発注数量に対して現在の在庫が足りているかをリアルタイムで確認。 在庫不足の品目があれば「要確認」フラグが立ち、 購買担当者が事前に手配を進められます。

実際にやってみた

手書き風のサンプル発注書10枚で検証。全件で品番・数量・納期を正確に読み取り、 基幹システムへの自動登録に成功しました。

基幹システムへの登録完了

登録ID: REG-M1A2B3C4

品番品名数量単価金額在庫
ARM-001サーボモーター RS-77520¥4,500¥90,000OK
ARM-002減速ギアユニット G-5020¥8,200¥164,000OK
ARM-003アルミフレーム 500mm40¥1,200¥48,000OK
ARM-004ベアリング 6205ZZ100¥350¥35,000OK
合計: ¥349,000マスタ照合: 100%在庫: 全品OK

デモを公開しています

実際に動くデモを公開しています。手書きの発注書をアップロードして、AIエージェントの動作を体験してください。

デモはこちら → /lab/order-agent

こんな活用シーンに

  • FAX発注書の受注処理 — 手書き発注書を即座にデータ化、基幹登録
  • 複数拠点の発注集約 — 各工場からバラバラに届く発注書を一元管理
  • 在庫引当の自動化 — 受注と同時に在庫チェック、不足分を自動アラート
  • 監査証跡 — AI読み取り結果と登録データを自動保存、トレーサビリティ確保

御社の受注業務も
自動化できるかもしれません

「手書きFAXの処理に毎日時間を取られている」
「入力ミスが月に何件も発生する」
そんなお悩みがあれば、お気軽にご相談ください。

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